FL-8はフッ化物赤外線用ファイバを使用した非接触放射温度計です。
低温、微小面の測定が出来て鏡面物質の表面温度測定に適してします。(SL-9シリーズは石英ファイバ)
低温度計側には一般に熱応答型のセンサのサーモパイルが使われますが、熱電対と同様に応答速度が遅いという欠点があります。FL-8では光応答センサのPbSを採用し最速0.01secの高速応答を実現しました。
金属ロールやアルミの押し出し、ハンダ付、金型などの温度測定など用途も豊富です。ガラス越しの計測も出来ます。

特徴

φ1mmの微小スポット測定が出来ます。 内臓ビームでターゲットを簡単に確認できます。 最速0.01secの高速応答で瞬時に温度を捕えます。 各種内部設定値は不揮発生メモリに保存、消える心配がありません。 温度表示部はデジタル大型LED表示です。

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仕様

型式	FL-8シリーズ/SL-9シリーズ
表示部	デジタル表示
温度測定範囲	100-400℃	150-600℃	200-800℃
測定精度	250℃未満　±3℃以下(ε＝1.0) 250℃以上　±2℃以下(ε＝1.0)
放射率設定範囲	ε=0.10〜1.00
応答速度	0.01〜1.00sec　可変
センサ	電子冷却型PbS
測定波長	2.0〜3.0μm
分解能	0.1℃	1℃
光学系	センサヘッド、光ファイバ方式
上下限比較出力	Hi、Go、Lo　リレーａ接点出力　各1回路
自己診断	AL　リレーａ接点出力　1回路　本体内部異常時ON
リレー出力定格	AC100V　0.5、DC30V　2A（抵抗負荷）
アナログ出力	DC4-20mA（抵抗負荷500Ω以下）、DC1mV/℃
通信機能	RS-232C(75〜9600bps可変）
ターゲット合わせ	内臓ビーム
動作電源	AC90~110V 15VA
使用温度範囲	変換器:5〜40℃ センサヘッド:0〜100℃ Y型ファイバ:0〜80℃
外形寸法	W144×H96×D25mm

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